私がフィリピンで始めたスポーツ・シューティングで、本格的に始めるきっかけになったフィリピン人友人が居ます。彼の名前はNOEL TAN(ノエル タン)
フィリピンで射撃は20年前から撃っていましたが、正直タダ撃つだけ。
試合が有るのは知って居ましたが、自分とは別世界の話と決めつけていました。
ある日ノエルと出会い、彼からは不慣れな異国の地で、様々なサポート・指導を受け、私がIPSCを始めた恩人で今日に至ります。
彼との出会いが無かったら、多分私はスポーツ・シューティングを初めて居なかったでしょう。
先週の土曜日にレベルⅡの試合に参加した事は書きましたが、実はレベルⅡ以上の試合では、弾即チェックが有りまして、試合中に抜き打ちで弾を8発徴収されます。
この徴収された弾を使用GUNで、弾の威力を計測するのですが、昼飯を抜いて撃っていたので、7ステージ撃ちきった所で、弾速測定をしないでさっさと家に帰ってしまいました。(汗)
帰りの帰路で気が付きましたが、今更Uターンしてレンジに戻るのも面倒臭く、家に帰ってしまいました。
家に帰りよくよく考えて見ると、成績が出ないのは良いが、下手して失格者の所に名前が載るのも嫌だな~と思い、ノエルに電話すると明日でも弾速測定は大丈夫の事。
渋滞で有名なマニラですが、日曜日は渋滞も無く家から片道15分で行ける距離。
そんな訳で、連日のレンジ通いになってしまいました。
何時もだと大概ノエルと一緒なので、こんな失態もしないのですが、最近は妻もこちらに来て、妻と一緒の試合参加が多いのですが、やはりノエルは頼れる師匠です。
日曜日に撃ちに来てたノエルとも会い、RO(レンジオフィサー)には、何で昨日帰ったんだと冷やかされます。(汗)
翌日、ノエルからオメデトウ!のTEXTがあり、なんと私が師匠のノエルより良い成績でした。
スタンダード参加者77名中、私20位、ノエル23位でした。

ノエルもフィリピンでは名の知れたシューターで、彼が撃つ時はビデオ撮影する人達も大勢居ます。
ちなみにCatの所にSと有るのは、シニア(50~59歳)の意味です。(笑)
60歳からはSSのスーパーシニアになります。60歳まで出来るかな....
自己分析して思った事は、自分なりに少しスピードを落として、確実にヒットさせる作戦で攻め、お陰で7ステージ中、ミス(M)はスインガーの1Mだけに留めた事かな。
ポッパーやメタルも、総数40枚は有ったと思いますけど、リカバリーも4~5発位に留まりました。
歳なのでスピードUPは歳よりの冷や水と言う事を、身に染みて感じた試合でした。
日本でスチール系の試合経験が有れば良かったと、今更ながら後悔してます。
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