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勘違いしないで下さい

フィリピンは記録的な豪雨により、甚大な被害を受けました。
そんな訳で、今は少し活動を自重しております。

ネタが無い訳ですが、最近気に掛かり心配になる事が有ります。
その心配とは、フィリピンは間違い無く銃社会で、色んな意味で銃器が氾濫している事も事実です。
私がフィリピンでシューティング・スポーツをしてると、勘違いして誰でも簡単に銃器が入手出来て所持出来ると勘違いされる事です。

最近、友人から驚くべき話を聞きました。
パンパンガ州のアンヘレスで、私の友人達が定期的にトレーニングするシューティング・レンジがありますが、此処に在住の日本人の方が、数名の日本人を連れて訪れたそうですが、この方もフィリピンの法律は知って居る様子で、ご自分のブログにも、時々書かれている事が有ります。
フィリピンで銃器の不法所持は重罪で、お気を付け下さいと...

ところがシューティング・レンジを訪れた際、私の友人達に見ますか?と言って、おもむろにGUNを取り出したそうです。
それにGUNには弾を入れるマガジンが挿入されていたそうで...
どんなシューティング・レンジでも、GUNをケースから取り出す際は、セフティー・エリアと言って、所定の決められた場所が必ずあります。
その際、セフティー・エリアには、例え空のマガジンでも此処には持って行ってはいけません。
最低限のマナーです。
私の友人達はシューティングに精通している仲間達ばかりなので、非常に驚いたと言っていました。

一番驚いた事は、この方も奥様名義でGUNを所持してるそうですが、肝心の所持者の奥様が同行されておらず、シューティングレンジに居なかったそうで、ご自分で持ち込んだそうです。
この行為は、完全な不法所持です。
帰りの際、レンジの外で警察官が待っていれば、間違い無く逮捕されます。



DSC02798-1.jpg


また、何度もブログに書いていますが、大きく分けてGUNに関する許可証は所持許可証(自宅のみ)・搬送許可証・携帯許可証の3つが有ります。
自宅からGUNを搬送するには、別途搬送許可証を取らなくてはいけません。


DSC02799-1.jpg


この様な許可書は外国人は所得出来ず、あくまでもフィリピン人奥様のお名前で登録して居るのであれば、所持者の奥様が搬送し、シューティングレンジで借りてシューティングを楽しむ事になります。

フィリピンに遊びに来られて、射撃をしたいと思う方は沢山居ます。
日本ではピストル系の射撃は絶対出来ないので、お好きな方は射撃をしたいお気持ちは充分理解します。
しかし、フィリピンでシューティングされる方は、どうか最低限の法律は守り、レンジ・ルールもありますので、しっかりした方に付いて楽しんで下さい。
観光者向けに、手軽に射撃が出来るレンジも、マカティのアームスコーにも有ります。

一部の日本人の方がルールを無視して問題になれば、この方個人の問題ではなく、日本人は...と言う事にもなりかねませんので、宜しくお願いします。
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2012..13 GUN事情 comment6 trackback0

プロフィール

きら

Author:きら
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フィリピン共和国マカティ市在住です。
フィリピン国の射撃事情や、個人の射撃日記的にブログを書いています。

ネット上でお客さんを勧誘し案内して、フィリピン価格に上乗せして商売にして居る人も居る為、私も商売目的と誤解され、困惑しています。

日本で出来ない射撃を、あくまでも個人の趣味で海外で楽しんで居ます。
ご質問には丁重にお答えする様に努めていますが、案内や同行依頼は一切お断りしていますのでご理解下さい。

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