フィリピンで銃器所持を申請する場合(あくまでフィリピン人)、日本と同じ様に使用目的が明確で無ければなりません。
日本では競技射撃か狩猟目的ですが、観賞用などの理由は通りません。当たり前ですが...(笑)
此処フィリピンは銃器社会なので、防衛用(セルフディフェンス)としても申請できます。
私は経験無いですが、防衛用と申請すると守るべき物の証明として、銀行残高証明書や土地の権利書のコピー等の、提出を求められたと聞いた事が有ります。
私の場合は競技用としての申請ですが、申請や更新等でGUNクラブに所属していると、信用性が増し手続きも簡素化できます。
昨日はそんな所属GUNクラブの5周年記念試合が開催され、出かけて来ました。
そんな試合会場で、懐かしい方と久々にお会いしました。
現在は要職に就いているので、なかなかシューティングが出来なくなったと言っていた言葉が印象的です。
この方はPMA(PHILIPPINE Military Academy)1980期生で、現在のPNP(フィリピン国家警察)ナンバー2か3の、3星の将軍様です。
ここで余談になりますが、フィリピンでは警察長官等の要職は、時の大統領が任命します。
今の長官は同じPMA1980期生のこの方とクラスメートで、仕事を進めやすくする為、周りは自分の仲間達(クラスメート)で固めます。
そこで思い出すのがこの方で、PNPA(Philippine National Police Academy)同じく1980期生で、PNPAでは第一期生です。
前アロヨ政権時に、NBI副長官を務めていました。
警察大学にて(カビテ州)
今は引退され、悠々自適に生活されていますが、フィリピンの権力社会の構造を垣間見る事が出来ます。
今はまだPMAが絶対的な力を持っていますが、1980年に設立されたPNPA卒業生も、後数年後には要職に就く日が来るのが楽しみです。
スポンサーサイト