本日、日本は体育の日の祝日ですので、記念に私の競技射撃との出会いのお話しで、私みたいな親父でも出来るスポーツで、好きな方は一歩踏み出して頂ければ幸です。
幼少の頃から銃器物が好きでした。
と言うか、私の年代はそれが当たり前で、小学生高学年の頃クラスの半数近い男子は、みんな規制前の黒光りMGCのモデルガンを持って遊んだ時代です。
嫁さんと結婚し28年になりますが、初渡比の頃のフィリピンは、セブン・イレブンやジョリビーの店の前でガードマンがショットガンぶら下げて警備している光景が私には衝撃的で、親戚のオジさんが私が銃好きと言う事を知ると、今のフォートボニファシオ・グローバルシティーが陸軍の基地やゴルフ場が有る頃、ここでピストルを撃たしてくれました。
その後、ARMSCORのメンバーになり、渡比した際はもっぱらインドアーレンジで撃っていました。
ある日、屋外レンジのマリキナ市ARMSCORに行った際に、今でも友人であり私のシューティングの先生であるフィリピン人と出会いました。
何度か一緒に練習を重ねて居ると、友人が競技射撃参加を私に勧めますが、私には全くの別世界と思って居て一切拒否していました。
ある日ARMSCORに行くと、何処かのクラブのローカルマッチをやっていて、1コースだけでも良いからやってみろと勧められ、余り熱心に勧めるのでしょうがなく、決死の覚悟でやってみたところ、何と何と!面白く楽しい事。
その日から私はすっかり嵌りました。(笑)
その時の私の歳は50歳です。(汗)
五十の手習いで始めたシューティング・スポーツです。
この時ほど、もっと若い内からエアソフトや実銃の競技を始めなかったか、本当に悔やまれます。
好きで興味有る方は、躊躇しないで是非若い内からやって下さいネ。
その頃、偶々日本で発売されている『ストライク アンド タクティカルマガジン(SATマガジン)』にフィリピンのARMSCOR社の事が取材され、カラーページ6枚位で紹介されていて、記事の中で弾代が偉く高く書いて有ったので、知らない事が有ると、損をする事も有るフィリピン国ですので、当時取材に行ったNIPPON-IDPAの代表の千脇宏典氏に連絡を取りました。
http://www.n-idpa.com/

連絡を取りながらやり取りしている内に、今度は一緒に行きましょうと言う話になりましたが、しかし彼ら達は実銃のベテランで私は初心者です。
そこで国内でエアソフトの試合参加や練習を勧められました。
正直な話し、銃器が好きなわたしでも、当時の私は『良い歳した大人がオモチャで遊んで...』みたいな偏見の目で見ていましたが、これは全くの私の思い込み完全な間違いで、エアソフトの練習は実銃でも有効性が凄く有る事に気が付きました。
違うのは銃声が大きいのと、重くて反動が強い事だけで、後は全く同じです。

競技に出てみると、自分が何が劣り何を練習すれば良いかが明確になります。
当然、練習も充実した物になり、身の入り方も変わってきます。
本当に私でも出来る事ですので、一番大事なのは一歩を踏み出す事と思っています。
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