何度も銃器の取り扱いや安全性は書いていると思います。
間違いを起こせば命に関わるスポーツですので、ルール・マナーには最低限の様々な決まり事が有ります。
私がルール・マナーには良く触れるのは、安全性の事も勿論有りますが、競技射撃を楽しんで貰いたい為でも有ります。
先週の日曜日に、ホームグランドのARMSCORシューティングレンジで、IPSCレベルⅡの試合に行って来ました。
一緒にコースを回ったのは、私とシューティングの先生が同じの、初めて半年くらいのまだ初心者の方2名と、私含め計3名でコースを回りました。
この内の一人が、残念ながら今回DQ(失格)になってしまいました。
撃ち終わった時に、最後RO(審判)は下記の様にコールします。
アンロード(弾を抜いて下さい)・ショーミークリア(弾を抜いたのを見せて下さい)・ハンマーダウン(引き金を引きハンマーをダウンして下さい)・ホルスター(ホルスターにGUNを納めて下さい)・イッツレンジセーフ(レンジは安全な状態になりました)
これが一連のROからのコールですが、今回ハンマーダウンの時にボンッ!と弾が発射されてしまい、アンロードの時、弾が排莢されてなかったのだと思いますが、可哀想で私が確認し聞く事も躊躇しました。
当然、この時はダウンレンジ(ターゲット方向)に銃口は向いて居るので、事故は免れましたが、一番ビックリしたのは撃った本人でしょう。
試合でDQになると、今回の試合成績は無効になり、後のステージも全て撃てなくなり、ここで終了でリザルト(成績表)にはDisqualified Shootersとして名前が載ります。
今回は7ステージ中6ステージでDQになりましたが、1コース目でDQになると残り6コースも撃てません。
フィリピンIPSC試合 エントリー費
レベルⅠ 5ステージ PPSAメンバー P500 外国人ノンメンバーOK P500
レベルⅡ 7ステージ PPSAメンバー P1,000 他国IPSCメンバー P2,000
レベルⅢ 8ステージ以上 PPSAメンバー P2,000 他国IPSCメンバー P5,000以上($100~$150)
私は日本人ですが、フィリピンのPPSAメンバーに加盟してますので、ローカル価格で楽しんで居ます。
もし、レベルⅢで最初のコースで1コース目でDQになると、残りは全て撃てなく終了です。
海外から休暇取ってわざわざ来て、高いエントリー費払っても、DQになれば勿論返金もされず終了です。
ですから、私は初心者の人に楽しんで貰う為に教える時は、安全性は言うまでも無くシューティングを楽しんで頂く為に、最初はマナーを厳しく教えます。
ご自分自身の事ですので、ご理解下さい。
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