フィリピンでは多くのシューティングレンジが有りますが、大きく分けると民間施設と公的施設に別れます。
レンジはフィリピン全土で沢山有りますが、今回はマニラ首都圏で試合が開催されるレンジに絞ってご案内をします。

まず民間で一番大きく有名なのは、ARMSCORのレンジです。
私のホームレンジでマリキナ市に有ります。
最大の特徴は広大なレンジで、現在15のシューティングベイが有り、IPSCのレベルⅢの一番大きな試合が開催出来ます。
今はGUN BAN中ですので、私は此処にGUNを現在預けて居ます。
公用施設では主に警察施設や各軍施設で試合が開催されます。
代表はフィリピン国家警察の総本山、ケソン市にある通称キャンプクラメ。
7ベイ有りますので、IPSCレベルⅡの試合がよく開催されます。

次はマニラ首都圏全土を統括する、タギック市に有る通称NCRPO.
此処も7ベイ有りますので、IPSCレベルⅡの試合がよく開催されます。
余談ですが、此処のレンジの隣に入管の収容施設が有ります。
犯罪を犯した外国人が収容されていますが、私も2度ほど試合の合間に訪問見学に行きましたが、日本人が犯罪犯して収容されない事を節に祈ります。
更に余談ですが、昨年此処の最高責任者が変わりましたが、それから間も無く新責任者の将軍の息子さんが、ケソン市で路上で車を駐め電話をしていたら、パトロール中の警察官に電話でテレフォンセックスして居たと因縁を吹っ掛けられ、QCPDに連行し金銭を要求されました。
自分の親父さんの身分をそれまで隠していたそうで、最後に父親に連絡し二人の警官は即クビです。
この件はTVでも大々的に報道されました。
笑っちゃいますが、馬鹿ですネ~~!(笑)

次はカローカン市・マラボン市・ナボタス市・バレンズエラ市を管轄する、通称NPD.
カローカン市に有りますが、5ベイですのでIPSCレベルⅠの試合が開催されます。

次はパシッグ市に有る、マリキナ市・パシッグ市・マンダリューリョン市・サノアン市を管轄する、通称EPDです。
5ベイですのでIPSCレベルⅠの試合が開催されます。

次はタギッグ市に有る、マカティ市・パテロス市・パサイ市・タギック市・パラニャーケ市・ラスピニャス市・モンテンルパ市を管轄する、通称SPD。
此処は行った事有りません。レンジ有るのかな?

次はケソン市に有る、ケソン市を管轄する、通称QCPD(キャンプカリガル)。
5ベイですのでIPSCレベルⅠの試合が開催されます。
此処に一番多く行きますね。
ちなみにケソン市とマニラ市は、マニラ首都圏でも大きな市ですので、他の都市と違い1市1管轄です。
個人的には、色んな利権が絡んでいると思っています。(笑)
今は選挙戦中ですが、元大統領のエストラーダ氏もマニラ市の市長選に立候補して居ますね。

警察施設では最後にマニラ市を管轄するMPDですが、此処もシューティングでは行った事有りません

最後に軍関係の施設ですが、自宅から一番近いフィリピン空軍基地のビリアモアー空軍基地。
マニラ国際空港に隣接してます。
5ベイですのでIPSCレベルⅠの試合が開催されます。
ちなみに、道路挟んで直ぐ近くにゴルフ場も有ります。(笑)
他にもフィリピン軍の総本山、ケソン市に有るキャンプアギナルドでも、時々試合は開催されます。

最後に練習ですが、警察や軍施設でも出来ますが、知り合いが居ないとちょっと敷居が高いですね。
そんな際は、民間のレンジ利用をお勧めします。
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