私が趣味で楽しんで居るのは、コンバットシューティングという類のスポーツシューティングですが、コンバットシューティングも大きく方向性が別れています。
今や世界で加盟国90ヶ国を超えるIPSCですが、元々は実戦を想定したコースを用いてスポーツシューティングに進化していきました。
しかしながら時代の流れで、スポーツとして実戦を余りにも想定して居るとイメージが悪くなる等の理由で、コースの内容やターゲット類の変更がされてきています。
以前のターゲットはマンターゲットと言って、人の型をシルエットした形状ですが、今ではクラシックターゲットと言って、8角形の形をしたターゲットを用いています。
この様な進化に異を唱え、本来の実戦を想定したコンバットシューティングの原点に戻り、技量の向上等を目的とした人達が起こしたコンバットシューティング団体がIDPAです。
当然ルールや銃に関するレギュレーション等が違い、GUNの種別によりクラスを分けしたDivisionも変わってきます。
当時の私の持って居るピストルはコーンバレルと言って、ブッシングを省いた仕様のピストルでして、IDPAのレギュレーション違反になり試合で使用する事は出来ませんでした。
その為購入したGUNがこちら

アメリカで有名な競技銃使用率No.1の、STI社45口径シングルスタックピストルと声を大にして言いたいですが、実は製造元はフィリピンのアームスコーのOEM製品で、名前だけのSTIの安物です。(笑)
話しはIPSCに戻りますが、ではこのピストルでIPSC競技のクラシック・ディビジョンで出場するとしますと問題が発生します。
出場は出来るのですが、IPSCではシングルスタックで用いるGUNは40口径で弾の威力の規定はクリアー出来るので、あえて反動の強い45口径のピストルを用いて出場する事は非常に不理なのです。
まして私の様な下手くそは尚更に...(涙)
レギュレーションやルールによって、用いるピストルの仕様も大きく変わって来るので、色々なコンバットシューティングをしていると、所有するGUNも様々でこれに輪を掛けてまたまたルールが違う競技が別にあります。
それはIPSCアメリカのメンバーUSPSAと言う団体ですが、USPAは独自にIPSCと少し違ったレギュレーションやルールを用いて、アメリカ国内にて試合を開催されています。
今回は一言でコンバットシューティングと言っても、実は様々な団体やルールが有ると言うお話しでした。
チャン!チャン!!♪♪♪(笑)
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