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IPSC&IDPAそしてUSPSA

私が趣味で楽しんで居るのは、コンバットシューティングという類のスポーツシューティングですが、コンバットシューティングも大きく方向性が別れています。

今や世界で加盟国90ヶ国を超えるIPSCですが、元々は実戦を想定したコースを用いてスポーツシューティングに進化していきました。
しかしながら時代の流れで、スポーツとして実戦を余りにも想定して居るとイメージが悪くなる等の理由で、コースの内容やターゲット類の変更がされてきています。
以前のターゲットはマンターゲットと言って、人の型をシルエットした形状ですが、今ではクラシックターゲットと言って、8角形の形をしたターゲットを用いています。

この様な進化に異を唱え、本来の実戦を想定したコンバットシューティングの原点に戻り、技量の向上等を目的とした人達が起こしたコンバットシューティング団体がIDPAです。

当然ルールや銃に関するレギュレーション等が違い、GUNの種別によりクラスを分けしたDivisionも変わってきます。
当時の私の持って居るピストルはコーンバレルと言って、ブッシングを省いた仕様のピストルでして、IDPAのレギュレーション違反になり試合で使用する事は出来ませんでした。


その為購入したGUNがこちら

DSC03592-1.jpg


アメリカで有名な競技銃使用率No.1の、STI社45口径シングルスタックピストルと声を大にして言いたいですが、実は製造元はフィリピンのアームスコーのOEM製品で、名前だけのSTIの安物です。(笑)


話しはIPSCに戻りますが、ではこのピストルでIPSC競技のクラシック・ディビジョンで出場するとしますと問題が発生します。
出場は出来るのですが、IPSCではシングルスタックで用いるGUNは40口径で弾の威力の規定はクリアー出来るので、あえて反動の強い45口径のピストルを用いて出場する事は非常に不理なのです。
まして私の様な下手くそは尚更に...(涙)

レギュレーションやルールによって、用いるピストルの仕様も大きく変わって来るので、色々なコンバットシューティングをしていると、所有するGUNも様々でこれに輪を掛けてまたまたルールが違う競技が別にあります。
それはIPSCアメリカのメンバーUSPSAと言う団体ですが、USPAは独自にIPSCと少し違ったレギュレーションやルールを用いて、アメリカ国内にて試合を開催されています。

今回は一言でコンバットシューティングと言っても、実は様々な団体やルールが有ると言うお話しでした。
チャン!チャン!!♪♪♪(笑)


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2013..18 シューティング事情 comment6 trackback0

プロフィール

きら

Author:きら
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フィリピン共和国マカティ市在住です。
フィリピン国の射撃事情や、個人の射撃日記的にブログを書いています。

ネット上でお客さんを勧誘し案内して、フィリピン価格に上乗せして商売にして居る人も居る為、私も商売目的と誤解され、困惑しています。

日本で出来ない射撃を、あくまでも個人の趣味で海外で楽しんで居ます。
ご質問には丁重にお答えする様に努めていますが、案内や同行依頼は一切お断りしていますのでご理解下さい。

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