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何だかな~~

GUNコントロールで混乱が生じているフィリピン射撃界ですが、本日フィリピン国家警察本部にて、PNPプリシマ長官とPPSA(フィリピン実用射撃協会・代表スハルト氏)とNROI(国際審判・代表レイ ガナバン氏)との間で署名式典が有りました。

簡単に言うと、PPSAとROには今後フィリピン警察官の技術貢献に協力する等の署名ですが、実際には協力を条件にPPSAメンバーとROにはPTCFOR(携帯・搬送許可)を出しやすくする様な感じです。


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フィリピンの警察官は予算の関係も有り、支給品のGUNも完全に支給出来ない様な状況で、最近25,000丁余りのグロック17を支給したばかりです。
そんな状況ですので一般警察官はロクに射撃訓練もしてない警察官が多く、実際に警察官に聞くと年間で50発も練習射撃しないそうです。
日本も所属部署によって一般警察官や自衛官もそんな様子ですが...
有る意味、GUNは子供でも老人でも女性でも、トリガーさえ引けば誰でも撃てますし、この様な経験も余りない人が職務でGUNを常時携帯しているので、取り扱い等に不安を抱きます...(汗)

しかし、フィリピン警察官でフィリピン代表メンバー入りする人達も居ますし、何時も試合で上位に名を連ねる人も大勢居ます。
勿論この人達は実費で練習を重ね腕を磨いた方々ばかりです。
安い給料でフィリピンでも費用の掛かるシューティングですが、何処から練習費を捻出するかは聞かないで下さいね...(汗)
この様な人も多いので、警察組織内で幾らでも警察官のスキル向上の体制は有ると思うのですが、問題は予算援助かな?と要らぬ事をついつい考えてしまいます。(汗)

ちなみにフィリピンでの一般試合参加費は、レベル1で1.150円・レベル2で2,300・レベル3で4,600円ですが、警察官・ジュニアー・軍人・NBI等の方は全て上記の半額です。
警察官のスキル向上とはどんな協力するのか今後に着目しますが、以前のブログでも紹介しましたが、実は私が所属するGUNクラブTEAM ALPHAでは既に独自で警察官対象にGUNセミナーも開催してます。


楽しませて頂いて居るフィリピンですが、フィリピンのお家事情を感じるこの頃です。

MOA signing between the PNP & PPSA to enhance gun handling & marksmanship skills of PNP uniformed personnel & assistance to PPSA members & active ROs for their PTCFORs


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2013..30 GUN事情 comment3 trackback0

プロフィール

きら

Author:きら
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フィリピン共和国マカティ市在住です。
フィリピン国の射撃事情や、個人の射撃日記的にブログを書いています。

ネット上でお客さんを勧誘し案内して、フィリピン価格に上乗せして商売にして居る人も居る為、私も商売目的と誤解され、困惑しています。

日本で出来ない射撃を、あくまでも個人の趣味で海外で楽しんで居ます。
ご質問には丁重にお答えする様に努めていますが、案内や同行依頼は一切お断りしていますのでご理解下さい。

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