4月中盤はフィリピンも大型連休の聖週間(ホーリーウィーク)の為、商業施設や勿論シューティングレンジも長期お休みで余り書く事も無いのですが、長期間ブログを更新しないと広告が入るので、少しだけ更新します。(笑)
先週は連休明けの久々のシューティングで、IPSCレベル1サンクションマッチ5ステージとTEAM ALPHAクラブマッチ6ステージの合計11ステージを、夏真っ盛りの暑い中かけずり回ってきましたが、流石に1日に11ステージも撃つと疲れますね。
クラブシュートではケソン市を管轄するQCPD(キャンプ・カリガル)のチーフをお招きして試合が行われました。

表題のダブルタップですが、試合では紙のターゲットには2発撃ちますが、ダブルタップの精度とスピードが試合結果に大きく影響してきます。
基本射撃ではトリガーはカメラのシャッターを押す時の様に絞るようにと書きましたが、試合でダブルタップになると絞る様にトリーガーを引く感覚では無い様な感じで、どちらかと言うと叩く様な感覚に近い様な気も致します。
特にフィリピンでは広大な砂漠地で行われるアメリカの試合と違い、コースの幅に限界が有るので、近くて下方のターゲット設置が多く、正確で早いタップを要求される傾向が多いです。
試合で大事なのは近いターゲットと距離の有るターゲットの緩急付けたタップ速度ですが、自分の力量に合ったタップ速度を把握し練習して精度と速度を上げる事だと痛感しています。
下記の動画に出て来る白いターゲットですが、これはノーシュート・ターゲットでコンバットシューティングではホステージ(人質)を意味し、撃ってはいけないターゲットで、撃ってしまうと大きく減点されてしまいますので注意が必要です。
私は時々撃ってしまう事も有りますが...(笑)
総合成績は7位でこのステージの成績は、自分にしては上出来でした。(笑)
成績表の算出と見方ですが、このステージはペーパータ=ゲット13枚の最小弾数26発になります。
この時はA(22発×5点)110点・B(4発×4点)16点で、総合ステージ獲得点数は126点になり、これをタイムで割るとヒットファクター7.9395が算出されます。
ステージトップの人を基準として、トップのヒットファクターから自分のヒットファクターを割ると自分のステージパーセントが算出されます。
これを満点の130点から自分のステージパーセントを掛けると、このステージの獲得ステージポイントが算出されます。
126÷15.87=7.9395÷トップHA8.6207=92.1%×130=119.7278

成績表を見てお気づきだと思いますが、トップの人は満点の130点を取らなくても基準となり満点が与えられ、以下の人はトップの人を基準にステージポイントを獲得します。
如何にステージでトップを取る事が重要かお解り頂けると思います。
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