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射撃が上手くなるには...

射撃が上手くなるには...のタイトルですが、正直私も解りません。(笑)
明確な答えが有りましたら、私が教えて貰いたいのが本音です。

ただ言える事は、練習と経験を積む事だとは実感しています。
日本人の知り合いやフィリピン人を含む外国人トップシューターは、想像を絶せる練習をしている事だけは間違い有りません。
その為、弾の消費量も半端では無いです。

フィリピンでファクトリー製(メーカー工場製)の弾はやはりARMSCORが有名ですが、ファクトリー弾で練習や試合参加する人は誰一人居ませんし、希に居るのは全くの素人の方です。
私も昔はファクトリー弾が強装弾で、リロード弾が弱装弾みたいな認識を雑誌やハワイで観光射撃した際に感じた事が有りますが、フィリピンのARMSCORのファクトリー弾は試合ではパワーファクター(威力)が弱く使えません。
今ではパッケージにも練習用と書いて有ります。
ただし、ARMSCORのIPSCアモは別ですが、価格は凄く高いです。
通常のファクトリー弾が1発P24(56円)で、試合にも使えるリロード弾がP7.9(18円)です。自前のケースが無くてもP10です。
射撃で大きな負担の掛かる弾代ですが、どちらを使えば良いかは明白ですね。
そんな事も知らないで、高く弱いファクトリー弾を使って練習して、1回しか撃ってないケースはお金を支払って教えて貰っているフィリピン人のインストラクターに上げて居るとは....
高い弾代は全て練習を受けた人の負担ですから、案内する人はお構い無しで全く気にしていません。
ファクトリー弾値段の半分近くはケースが占めるのですが....

私がブログでシューティング・パラダイスというタイトルを付けた意味は、安価に射撃が楽しめるからです。
環境や射撃事情には到底本場アメリカには適いませんが、日本から近隣の他国に比べ比較的気軽に安価に射撃が楽しめるからです。

フィリピンは日本や海外に比べ、賃金が著しく安いです。
その為、一流ホテル・ゴルフ・そして射撃代等、様々な場面で外国人価格が有りまして、外国人には別で料金設定して居ます。
如何に海外でローカル価格並みの値段で楽しめるかも、海外旅行の楽しみ方の一つだと感じて居ます。


今月のGWに末娘が男の子の友達を連れてフィリピンに来ました。
どうしても実弾射撃がしてみたいと言う事で、ホームグラウンドのARMSCORに連れて行きました。
全くの実弾射撃が初めてですので、最初の10分程は基本のGUNコントロールや握り方・姿勢・狙い方・トリガーの絞りかたを教え、次の10分は実際に撃って安全のチェックや基本の再チェックをしました。
教えるのは賞味20分程で終了です。

その後は好きに撃たせたのが下記の動画です。


初めての実弾射撃ですので、射撃姿勢もまだまだ修正が必要ですが、私の役目はこれで終わりです。
競技を見据えての練習なら別ですが、ただ実銃を撃つだけではこれ以上教える事は有りません。
どうやったら当たる様になるか?どうやったら早く正確に撃つ事が出来るか?
こればかりは本人が数を撃って、自分で感じ身に付けて行く以外方法は無いと思ってます。
上手くなる方法を知って居る人が居るなら、私が教えて欲しいです。
私自身の経験ですが、初心者の頃に日本人のベテランやフィリピン人にもアドバイスは頂きましたが、それはほんのワンポイント的なアドバイスだけです。
後はひたすら撃ち、自分で感じ取っていきました。
今でも自分の欠点はよく解っているつもりですが、修正し直すのは実に難しいです。

実銃は子供でも女性でも歳寄りでも、撃つ事は誰でも直ぐに出来る様になります。
1発1発丁重に撃っていけば、大概の人は直ぐに当たる様になります。
しかし、競技射撃となるとまた別の世界で、射撃も実に奥深いと感じる次第です。

皆さんも機会が有りましたら、是非フィリピンで安く楽しく安全に射撃を体験してみて下さい。





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2014..21 練習 comment3 trackback0

comment

MASA
こんばんは。

若干16歳で鉄板撃ち世界チャンピオンになったJ師範は当時毎日5~600発の練習を重ねていたそうです。遊びたい盛りの年頃ですし、それでなくても暑いフィリピンですので、練習もダレ勝ちですが、少しでも休もうものなら親父さんの叱咤が飛んだものだと、当時J師範宅に住込みをしていた人に聞きました。

又、IDPA某世界チャンピオンは年間2万発程度しか撃たないが、ドライファイアはその何倍もこなすと仰っておりました。

こういった一流コーチに指導を受けている選手によれば、指導は主にコース攻略に付いてであり、日頃の自主練習もどちらかと言うと体力トレーニングに主眼が置かれる様ですね。ですので、きらさんの仰る通り、射撃技術自体は最終的には自分の体で覚えるしかないのだと思います。

お孫さんは15、6歳位とお見受けしますが、中々キマッテいますね。何より生まれて初めて撃つ銃がSTI(!!!)....コーチも現役PPSAシューターに拠る日本語解説...恵まれ過ぎです(笑) 私もこんな祖父が欲しかった(爆)
2014.05.21 22:39
MASA
スイマセン勘違いしてました。お孫さんではなく、お嬢さんのお友達ですね。訂正します。私もそんな義父が欲しいです(笑)

でも勇気有る男の子ですね。私の娘の彼氏なんか当初は私にビビリまくりでした。コチコチでロクに口も利けなかった位です。そりゃそうですよね。 煤で真っ黒な顔して腰に1911ぶら提げた外人が親父なんて言ったら...(爆)
2014.05.21 22:57
きら
MASAさん、おはようございます。

気が付いて頂いて良かったです。(笑)
孫は居ますがまだまだ手にするのはほ乳瓶です。(爆)

色んなインストラクターを見て来ましたが、教えるのはコース戦略ですね。
数多く撃っていけば、今のは外れたな!とか今はトリガーの引き方が不味かったな!とか自分で気が付き判断出来る様になって来ると思います。
その為には弾数を撃たなければいけませんが、射撃の大部分を占める弾代は安く出来るに越した事は有りませんね。

自宅で練習出来る方法も沢山有りますし、エアソフトでの練習も凄く効果的だと思います。
この事は自分に対する戒めの言葉です...(涙)
2014.05.22 10:43

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プロフィール

きら

Author:きら
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フィリピン共和国マカティ市在住です。
フィリピン国の射撃事情や、個人の射撃日記的にブログを書いています。

ネット上でお客さんを勧誘し案内して、フィリピン価格に上乗せして商売にして居る人も居る為、私も商売目的と誤解され、困惑しています。

日本で出来ない射撃を、あくまでも個人の趣味で海外で楽しんで居ます。
ご質問には丁重にお答えする様に努めていますが、案内や同行依頼は一切お断りしていますのでご理解下さい。

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