射撃で一番コストが掛かるのが、何と言っても弾代です。
私はまだ年金を貰える歳には10年程有りますので、何時も弾代で頭を痛めて居ます。(涙)
射撃で一番お金が掛かる弾ですが、弾の値段の半分以上を占めるケースは使い捨てでは無く再利用品ですので、当然リローディングと言いまして、下の様なリローディングマシーンを用いて弾を作るのが、全世界共通の認識です。
Dillon Precision RL 550B

私もリローディングマシーンを買って、自分の好みに合った弾作りをしたいのですが、住まいがコンドミニアム(マンション)ですので、嫁さんの許可が下りません。(涙)
フィリピンでの弾代の内訳
ARMSCOR 9mm ファクトリー弾 1発 P24 (56円)
ARMSCOR 9mm リロード弾 1発 P7.9 (18円) リロード弾とは、ケース(薬莢)は再利用し、他の弾頭・プライマー・火薬は新品を使います。
簡単な話、ガスラーターの再充填みたいな物ですね。
しかも、ARMSCORのファクトリー弾は、IPSCの規定では弱装弾(マイナーロード)に分類される、威力の弱い弾ですのですので、試合には使えません。
では、ケース(薬莢)の再利用は何回出来るのか?私の結論では壊れるまで!(笑)
ケースのリム部分がくたびれて来たり、ケースにヒビが入るまでは使って居ます。
手持ちのケースも、概に20回以上は再利用して使って居ます。
では、初めてフィリピンに来て射撃をする方が、ファクトリーロードの弾の使用は必要か?
有る所では、ファクトリーロード弾を現地価格に上乗せして
P40(93円)で値段設定して居る所が有ります。
威力の弱い弾を撃って、再利用出来るケースはどうするのでしょう?
定期的にフィリピンに来て、次回はケースを再利用して弾のコストを下げるのなら意味も解りますが、もし再利用しないとなると、価値のあるケースはどうするのでしょうか?
ライターの例えに戻りますが、ガス再充填出来る高いライターを、再充填する事無くごみ箱行きですか?
フィリピンでは1回使ったケースも
P10(23円)以上で再販売出来ます。
その差額はどうなっているのか?
それで居て、価格設定は安くしていると謳って居るのですから、私には正直理解出来ません。
世の中、知らないと損する事が多々有りますので、ご注意下さい。
弾に関する私の考えですが、初心者や再度フィリピンで射撃をする予定の無い方は、ファクトリーロード弾は必要は有りません。
勿論、撃ち終わったケースは日本に持って帰る事は出来ません。(笑)
それだけ弾にお金を掛けるのであれば、その分練習に使う弾数が3倍以上は撃てますので、リロード弾を撃つのが賢明ですし、射撃を知って居る方は、世界各国どこでもリロード弾を使用するのが常識です。
話しは変わり、昨日の試合で撃って面白いテキサス スター ターゲット(Texas Star Target)のコースが有りました。
このターゲットを撃つ時は、上のターゲットから撃っていくのがコツです。
間違って下から撃っていくと、バランスが崩れてきて回転が速くなっていきますので、後で苦労しますよ。(笑)
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